平成23年6月5日(日)、東日本大震災に被災され三条市に避難されている方々を対象とした歯科健診、口腔ケア指導を三条市の御協力を頂き、三条市歯科医師会主催にて行いました。
 例年ですと、歯の衛生週間に三条市総合福祉センターその他の会場にて、三条市民の方々を対象に無料歯科相談、歯科健診、フッ素塗布体験を行っておりましたが、今年は御存じの通り東日本大震災が起こったことにより多くの被災者の方々が三条市に避難されることになり、三条市全体で被災者の方々に協力する体制となりました。
 それに伴い、例年行っております歯科医師会主催の歯の衛生週間行事は、三条市長の強い要望もあり、また三条市歯科医師会と致しましても何か被災者の方々のお役に立ちたいと考えておりましたので、被災されて三条市に避難されている方々への歯科健診、口腔ケア指導を行わせていただくこととなりました。
 開催された会場は避難所の三条市総合福祉センターと体育文化センターの2会場で、歯科医師会、各医院の歯科衛生士、歯科助手、在宅歯科衛生士会、日歯新潟短大、明倫短大から大勢の歯科関係者が被災者の方たちのお役に立ちたいという気持ちを同じくし、ボランティアとして集まりました。避難中の方々は高齢者の方が多く、細かい声掛けを行いながらから感謝の言葉も多数いただき、意義あるものとなりました。
 今後とも三条市歯科医師会は被災者の方々のお役に立てればと考えております。
 避難されていてお口の事で困った事があれば、ご遠慮なく近隣の歯科医院にお問い合わせください。

(三条市歯科医師会正会員の診療所はこちらになります。お問い合わせの際は御確認下さい)